今年の10冊目・百田尚樹「プリズム」

とある特殊な状況の男性に惹かれてしまった主人公の悲恋を描く、百田尚樹の最新作にして初の長編恋愛小説。
特に大きな山場はないのだが、ミステリやファンタジーの要素もあり、最後まで飽きずに読めた。
ラストシーンの伏線も文中にちゃんと織り込んであり、「やるなあ」という感じで良かったです。

★★★☆（星３つ半）