今年の02冊目・皆川博子「開かせていただき光栄です」

18世紀のロンドンを舞台に、解剖学教室に突如現れた死体の謎を、解剖医とその弟子たちが解き明かす、本格ミステリ
ラストの展開はある程度予測はできたのだが、それでもその面白さには全く影響なし!!
敵役(?)の判事がいい味出してるんだよなあ。
作者の皆川さんは、「この作品が本格ミステリなのかどうかは判りません」と仰っていましたが、これが本格じゃなかったら、本格ミステリなんてどこにも存在しませんよ、皆川先生!!

★★★★☆(星4つ半)