2009-01-01から1年間の記事一覧
依頼人は死んだ (文春文庫)作者: 若竹七海出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/06/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (39件) を見る若竹七海の連作短編集。 ミステリタッチのハードボイルドという感じだ。★★★☆(星3つ半)
Anniversary50 (アニバーサリーごじゅう) (カッパ・ノベルス)作者: 綾辻行人,有栖川有栖,大沢在昌,島田荘司,田中芳樹,道尾秀介,宮部みゆき,森村誠一,横山秀夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/12/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 29回この商品を含…
世界記憶コンクール (ミステリ・フロンティア)作者: 三木笙子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/12/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見る帝都を舞台にした、美形絵師と編集者のシリーズ2冊目。 まあまあ面…
RANK作者: 真藤順丈出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/05メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る人間を数値でランク付けする近未来の世界で起こる、不条理な日常。 「黒幕は誰か」というミステリ的な要素もあって、真藤ワー…
僕たちの旅の話をしよう (MF文庫ダ・ヴィンチ)作者: 小路幸也出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/10/01メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (15件) を見るファンタジー風味の、悩みあり冒険ありの少年少女青春ミステリ(?) …
十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)作者: 霧舎巧出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/08メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (38件) を見るふう、これで霧舎学園シリーズの未読分終了。 今回も伏線の…
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)作者: 霧舎巧,西村博之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/07メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (46件) を見る昨日に引き続いて、霧舎学園シリーズを。 また今回も手が混んでるなあ。 …
八月は一夜限りの心霊探偵 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)作者: 霧舎巧出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/08メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見る霧舎学園シリーズも新刊が出た事だし、未読分を少し消化してお…
ハッピー・リタイアメント作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (20件) を見る浅田次郎が身銭を切った(?)経験を生かして書いた最新作。 コメディ色が濃い作品なので、浅田…
水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 原書房発売日: 2009/12/07メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 91回この商品を含むブログ (52件) を見る刀城言耶シリーズの最新作。 「ミステリとホラーの融合」が売りのこのシリ…
方舟は冬の国へ (光文社文庫)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/09/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見る最初はシチュエーション・ミステリ(そんな言葉あるのか?)だと思ったが、読み進むうちに、西澤保彦のファンタジー…
奮闘記> (ミステリ・フロンティア)" title="八月の熱い雨 奮闘記> (ミステリ・フロンティア)">八月の熱い雨 奮闘記> (ミステリ・フロンティア)作者: 山之内正文出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含む…
鹿の幻影 (鮎川哲也と13の謎)作者: 紀田順一郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1989/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る古書好きの生態が赤裸々に描かれていて、面白い。 ミステリ的にも、伏線がしっかりしている。★★★☆(星3つ半)
田舎の刑事の闘病記 (ミステリ・フロンティア)作者: 滝田務雄出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/11/20メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見るシリーズ第2弾。 どの作品も、伏線とオチがちゃんと決まっていて、丁寧に書か…
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/03/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 35回この商品を含むブログ (15件) を見る島荘流ホームズ&漱石のパスティーシュ。 ホームズがやや皮肉的に描かれているの…
SOSの猿作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/11/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 154回この商品を含むブログ (162件) を見る西遊記をモチーフにした、伊坂幸太郎の最新作。 前作「あるキング」よりも、伊坂節が豊富で良かった…
オイアウエ漂流記作者: 荻原浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/08/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (17件) を見るお得意先の二代目バカ旦那やイヤミな上司らと共に、無人島へ漂流してしまったサラリーマン青年の悲哀を描くコメディ。 人間の喜…
赤い糸作者: 蘇部健一出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/11/26メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見るいかにもソブケン、という感じの恋愛小説。 やや強引&ご都合主義的なラストも、蘇部作品なら十分OKでしょう。 え、そ…
悲しき人形つかい (光文社文庫)作者: 梶尾真治出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/07/09メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る死んだヤクザの組長を、遠隔操作で生きたように見せかけるという、 かなりブラックなドタバタコメデ…
ねずみ石作者: 大崎梢出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/09/18メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (23件) を見る大崎梢の青春ミステリ。 展開も結末も結構ありきたりで、チョイとがっかり。 この人は書店モノだけ書いて…
球体の蛇作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/11/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (52件) を見る今、何かと話題のw道尾秀介最新作。 今回はミステリよりも、人間ドラマだな…
ダイナー作者: 平山夢明出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/10/22メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 140回この商品を含むブログ (71件) を見る話の導入から、かなりグロい表現の連続なのだが、後半ではすっかり慣れっこになってしまうから驚きである…
生還 山岳捜査官・釜谷亮二作者: 大倉崇裕出版社/メーカー: 山と溪谷社発売日: 2008/08/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る大倉崇裕お得意の山岳ミステリ。 あまり慣れないジャンルではあったが、読みやすい文章なので、苦もなく読めた。★…
東京ヴァンパイア・ファイナンス (電撃文庫)作者: 真藤順丈,佐々木少年出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (74件) を見る「四冠王」真藤順丈のライトノベル。 電撃文…
探偵小説のためのエチュード 「水剋火」 (講談社ノベルス)作者: 古野まほろ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/04/08メディア: 新書 クリック: 42回この商品を含むブログ (42件) を見る最近、色々な人に古野まほろを薦められるので、試しに読んでみた一冊…
樹霊 (ミステリ・フロンティア)作者: 鳥飼否宇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/08/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 8回この商品を含むブログ (36件) を見る以前、書評で「バカミス」と書いてあったけど、普通じゃん? しかし、探偵役…
(P[に]2-1)私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿 (ポプラ文庫ピュアフル)作者: 仁木悦子,戸川安宣出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/11/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 90回この商品を含むブログ (24件) を見る仁木悦子の名前はもちろん知っていた…
ベネチアングラスの謎―霞田志郎の推理 (ノン・ノベル)作者: 太田忠司出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2000/11/01メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る霞田志郎シリーズの短編集。 どの作品も短いページ数でまとまっていて、読みやすい。 「推理…
f植物園の巣穴作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/05/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (84件) を見る以前読んだ2作品(西魔女・裏庭)とは趣がガラリと変わって、大人の幻想小説だ。 筒井康隆ばりの…
でかい月だな作者: 水森サトリ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/01/06メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (72件) を見る始まりも唐突だが、展開も随分と不思議な味わいの小説だ。 得体の知れない物に対する恐怖が上手い感じに描かれて…