お約束通り

では、前回予告したとおり、ワタクシの「安楽椅子探偵」の解答をば。
一応、反転しておきましょう。

<開始>
犯人は、再現VTRでみやび役を演じた、北山かおり。
ルナが殺される際に、「一度聞いた声は忘れない」という彼女がインターホンに「あなた誰?」と言っている事から、犯人はルナの前で声を発していない人物。北山は再現VTRの際、セリフが一言もない。
それに、夜半に女性の家を訪れて、部屋に通されるのは、恋人か女性以外考えられない。
「犯人は男性で14日の夜に殺された」とするルナの霊視の信憑性が上がれば、女性で14日のアリバイがある自分は容疑者圏内から外れるため、様々な偽装(Zの文字や黒い布)を施す。
みやびは実は14日の夜は、愛人の西大路のアパートに行っており、コートとチケット・学生証はその際に持ち込まれた。
その後、北山がみやびを埠頭まで呼び出し、殺害に至った。
(「埠頭まで呼び出した」としたのは、免許の有無が不明瞭なため)
みやびは北山の劇団のオーディションを受けた事があり、その際に知り合う機会があったと考えられる。
3回目の霊視が終わった際、「次回は犯人名を…」というあおりがあったため、もう世間を誤魔化すのも限界と感じたため、ルナ殺害に至る。
ノートを破ったのは、核心に迫られるのを恐れた男が殺したと見せかけるためで、携帯を置いたのは、みやび殺しとを関連づけするためである。
勿論、ノートのコピーを見ている北山ならば、ノートの特定も可能。

<終了>


…ううむ、まんまと製作者側の落とし穴に落ちた感もあるけど、どうなんだろう?