遅かりし由良の助

<本日の読了本>

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

随分と可愛らしいタイトルの小説だが、内容も負けず劣らず可愛らしい。
一応、ミステリではあるのだが、どちらかというと「青春小説」のテイスト。
健気に頑張って「小市民」に勤めようとする高校生の男女が主人公なのだが、
どうも今ひとつキャラに好感が持てないんだよなあ。
むしろ、主人公・小鳩君の友達の堂島君の方がイイ味出してる気がする。
ちょっと高田嵩史の「千波君シリーズ」に出てくる慎之介っぽくて。
とはいえ、読後はまあまあ清涼感があったので、続編が出たらまた読んでみよう
と思えるような作品ではあった。
解説にもあったが、「小山内さんの過去がものすごく気になる」というのもあるし。


つじあやのさんのインストアライブが決定らしい。
お、これは行かねば、と思ったら…ぶ、ぶあっかもーん!!
17日金曜日の5時からってなんだそりゃー!!
1週間前に言われたって、行ける訳がないじゃないか!
…という訳で、せっかく久々のインストアだったのだが、泣く泣く諦める
ことにした。
ふん、夏のライブがあるからいいもんね。