今年の23冊目・門井慶喜「ホテル・コンシェルジュ」

ホテル・コンシェルジュ

ホテル・コンシェルジュ

決して一流ではないが、知る人ぞ知る京都の老舗ホテルに勤めるベテランコンシェルジュ・九鬼銀平が、金の仏像盗難事件やアメリカ大使暗殺計画など、厄介な謎の数々を解き明かす。
謎の難易度も手ごろだし、何より伏線の張り方が上手い。
門井さんの新たなシリーズとして定着してほしいなあ。

★★★★(星4つ)