今年の118冊目・中山七里「ヒートアップ」

ヒートアップ

ヒートアップ

人間を殺人マシーンに変えてしまう「ヒート」という覚醒剤を巡って、主人公の麻薬捜査官に警察にヤクザにチャイニーズマフィアという四つどもえの抗争が繰り広げられる。
物語の展開はアクション・ハードボイルドだが、落としどころはやはりミステリだ。
やっぱり中山七里という人は、凄い人だ。

★★★★(星4つ)