今年の74冊目・西澤保彦「赤い糸の呻き」

赤い糸の呻き

赤い糸の呻き

西澤さんのノン・シリーズ短編集。
意外にも、東京創元社からは初の一冊らしい。
どの作品も、読み切りで終りにしてしまうには勿体ないくらい個性的なキャラクター揃いで、特に『お弁当ぐるぐる』の「○○好きイケメン刑事」と「夜向きの顔を持つ妄想美女刑事」のコンビは、そのままシリーズにしてもいいくらいだ。

★★★★(星4つ)