駒子は駒子のままでした
<本日の読了本>
- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/05/31
- メディア: 単行本
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かなり前にサイン本を買ったのだが、すっかり忘れていて本日やっと読了。
「ななつのこ」「魔法飛行」に続く「駒子シリーズ3作目」なのだが、
じつは前2作を読んだのがかなり前だったので、ほとんど記憶にないまま
読み進めてしまった。…が、前作の記憶がおぼろげでも、ほとんど苦には
ならなかった。
一部ファンには「十年も駒子シリーズの続編を待ちわびたのに、出来上がった
のがこの内容かよ!」と酷評されているそうだが、ワタクシ的にはかなり
出来の良かった作品だと思う。
ミステリを期待している読者には、確かに物足りない作品かもしれないが、
1本の「青春小説」あるいは「恋愛小説」として読めば十分に読み応えのある
作品ではないだろうか。
とりあえず、近いうちに前2作を再読したくなった。
そうだ、本家のHPでやっている「キリ番小説」の11,000HIT作品
が本日やっと完成です。
やっぱり、書くより読む方がはるかに楽だわ…。