今年の43冊目・加納朋子「はるひのの、はる」

はるひのの、はる

はるひのの、はる

ささらシリーズの最新作にして完結編だが、単独の作品として読んでもOK。
時間軸を上手く描いた、美しい謎解きとファンタジーの融合は、相変わらずお見事。
ご病気以降、加納さんの新刊が読めるというだけでも、もう感涙ものなのです。
モチロン、菊池健あらため十日町たけひろさんのイラストも、言うに及ばず素晴らしいです。

★★★★☆(星4つ半)