今年の42冊目・五十嵐貴久「土井徹先生の診療事件簿」

父親が優秀な刑事だった事もあり、二十五歳の若さで警察副署長になったキャリア美女が出会った老獣医が、彼女の身の回りに起る謎を次々と解き明かしていく。
獣医らしく、動物の生態をヒントに謎を解いていく過程も楽しいし、本当に動物と話せるのでは?と思わせる土井徹先生の動物との心の交流が、とても心地よくてよかったです。

★★★☆(星3つ半)