今年の36冊目・鳥飼否宇「妄想女刑事」

妄想女刑事

妄想女刑事

…期せずして「妄想モノ」が続いたなあ。
こちらは、妄想癖のある美人女刑事が、酩酊した時にしかたどり着けないバーのバーテンダーの何気ない一言で事件の謎が解けるという、ユーモアミステリ連作集。
最終話にちょっとしたサプライズはあるものの、十分想定の範囲内で、こちらも全体の出来としてはイマイチだったなあ。

★★★(星3つ)