今年の9冊目・道尾秀介「笑うハーレキン」

笑うハーレキン

笑うハーレキン

腕はいいが、生き方が不器用なためにホームレスとなった家具職人と、その仲間たちの物語。
基本的には人間ドラマだが、やはり道尾作品だけあって、後半のスリリングな展開がまたいい。
映像化されたとしたら、この役は誰が良いかなあ、と想像するのも楽しくなる作品だ。
因みに、ワタクシの主人公のイメージは、バナナマン設楽です。

★★★★(星4つ)