今年の121冊目・桜庭一樹「無花果とムーン」

無花果とムーン

無花果とムーン

最愛の兄を亡くした、パープルアイを持つ「もらわれっ子」の美少女が体験する、ひと夏の不思議な体験。
今回の桜庭さんは「ラノベモード」に逆戻りかな?と思わせる設定だが、表現力の巧みさは相変わらずで、やはり「直木賞作家モード」の桜庭さんでした。

★★★★(星4つ)