今年の98冊目・太田忠司「落下する花−月読」

月読 落下する花 (文春文庫)

月読 落下する花 (文春文庫)

死者が死に際に残したメッセージを込めた「月導」を読むことの出来る月読を主人公とした連作集。
前作「月読」に引き続き、ミステリとしても人間ドラマとしても極上の出来栄えで、読み応え十分。
さらなる続編が待たれてならないぞ。

★★★★★(星5つ)