今年の66冊目・樋口毅宏「テロルのすべて」

テロルのすべて

テロルのすべて

アメリカに「正義の鉄槌」を下すべく、日本のエリート大学生が立ち上がるのだが…。
ううむ、樋口毅宏の小説世界には、タブーは存在しないのか?
今回もまた、筆者のアメリカに対する感情が、虚実取り混ぜて描かれている。
賛否両論ある(「否」の方がおそらく断然多い)だろうが、ワタクシはこういうの大好きだなあ。

★★★★☆(星4つ半)