今年の31冊目・新野剛志「素人がいっぱい」

素人がいっぱい (ラブホリックの事件簿)

素人がいっぱい (ラブホリックの事件簿)

デリヘルの雇われ社長である主人公の身近で起こる謎を、同居人のヨガ好きフリーターが解き明かしていく連作集。
物語そのものは淡々と進んでいくのだが、ラストの緊張感は(予測可能な内容ではあるが)ナカナカのもの。
今度は別の設定の連作も読んでみたいなあ。

★★★☆(星3つ半)