今年の29冊目・桜庭一樹「傷痕」

傷痕

傷痕

マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる、とある世界的人気ロックスターの生と死が、彼を取り巻く様々な人間の視点から描かれる。
愛情とか孤独とかという感情は、ストレートに描かないほうがより伝わるんだなあ、という良い例を見せてもらった感じだ。

★★★★(星4つ)