今年の112冊目・水生大海「少女たちの羅針盤」

少女たちの羅針盤

少女たちの羅針盤

記念すべき第一回ばらのまち福山ミステリ新人賞で、島荘に絶賛された一作。
ナルホド、青春小説としての面白さもあるし、「誰が」「誰を」殺すのかというミステリの要素もしっかりあって読み応え十分。
映画も見てみたいし、続編「かいぶつのまち」も読んでみたい、という気にさせる一冊だ。

★★★★(星4つ)