今年の49冊目・辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ」

オーダーメイド殺人クラブ

オーダーメイド殺人クラブ

自分を「殺して」と依頼する少女と、「死」を冷めた目で見つめる少年の間で交わされる「依頼計画殺人」の記録。
得意の青春ミステリなのだが、いつもの辻村深月ワールドではなく、かなり桜庭一樹チックな感じがする作品だ。
この結末は賛否分かれるだろうなあ、きっと。

★★★★(星4つ)