今年の41冊目・北村薫「いとま申して 『童話』の人びと」

『童話』の人びと いとま申して

『童話』の人びと いとま申して

北村さんの父親の日記を元に綴られる、大正時代の雑誌「童話」を取り巻く人々の物語。
詩や戯曲の創作に賭けたお父上の日常は、それだけで読み応え十分。
「この親にしてこの子あり」とは正にこの事と言えるでしょう。

★★★★(星4つ)