今年の17冊目・西澤保彦「夢は枯野をかけめぐる」

「老い」に対しての鬱なワード満載で、西澤保彦好きの友人が、思わず「西澤さん、どうしちゃったんだろう？」と感想を漏らした一作。
確かにミステリ的な展開はいつもの西澤作品なんだけど、この暗さにはちょっとビックリ。
でも、西澤さんの新たな作風も感じられて、ワタクシ的にはまあアリかな。

★★★☆（星３つ半）