ロマンだねえ…

<本日の読了サイン本>

本棚探偵の冒険 (双葉文庫)

本棚探偵の冒険 (双葉文庫)

購入場所:吉祥寺「TRICK−TRAP」
前出の「腕貫探偵」と共に購入。
一緒にもらった「こたくん」のポストカードが可愛かった♪

漫画家・喜国雅彦による、古本購入体験及び本棚整理に賭けた人生(?)を
綴った、傑作エッセイ。
この人の「本」そして「本棚」に賭ける意気込み、好きだなあ。
そして、判るなあ…。
ワタクシもご他聞に漏れず、本棚整理は大好き(流石に喜国さんみたいに、
自分で本棚を作成したりまではしないが…)で、どうかすると「読むこと」
よりも好きなくらいだ。
しかしながら、ワタクシのヨメという人が、この趣味にイマイチなじめないようだ。
ワタクシが自分の本棚を作家別(喜国さんは見栄えを考えて『出版社別』らしいが)
にきれいに並べていても、「そんなに人に見せびらかしたいの?」てなもんである。
ちがう、コレは自分のためにやってるんだ。
換言するのならば、これは「男のロマン」なのだ!
しかし、これがナカナカ理解されがたいのだ…。
いつの世も、ロマンを追い続ける男とは、常に孤独なものなのだなあ…。


……もっとも、ワタクシが自分から進んで「整理」するのは本棚を置いて他には
一切ないので、まあ仕方ないのかな、とも思うのであるが。