今年の77冊目・千澤のり子「シンフォニック・ロスト」

シンフォニック・ロスト (講談社ノベルス)

シンフォニック・ロスト (講談社ノベルス)

とある中学校の吹奏楽部を舞台に、「部内で付き合ったカップルはどちらかが死ぬ」という伝説の通りに、一人またひとりと生徒や先生が死んでいく、という学園ミステリ。
設定もストーリー展開もラストの一ひねりも、まあ有り勝ちと言えば有り勝ちなんだけど、読みやすさでカバーしている、というところかな。

★★★☆(星3つ半)